若さと夢と青春と、、、。
「青春」という言葉はとても居心地がよくて、そして純粋だ。
僕たちは今まで、多くの夢を見て、笑い合い、傷つき、
それでも何かを探してきた。
ついに見つけることはできなかったんだけど。
代わり映えのない毎日に飽き飽きしながら、それでも、ただ必死に生きてきた。
若さっていうものは、壊れやすく、息苦しく、無鉄砲で、
きっとそれだから美しかった。
大人になってから、何度ももう一度あの光景を見たいと思った、
だけど、それは叶わないものなんだって気付いたんだ。
若い時は戸惑ったけど、
もしかしたら、それが俺たちの人生なのかもしれないね。
本当に多くの物を求めてきた。
それは自分でもわかるんだけど、
何が欲しかったのかがわからないんだ。
あの日僕たちは何かを求め、何かのために何かを捨ててきた。
あの時、俺たちが見てきた夢は、一体何の意味があったのか?
友達は、プロ野球選手になりたいと言っていたし、
地元のやつらは東京で自分のバンドをやりたいと言っていた。
ほとんど多くの夢は叶わなかった。
だけど、みんなそれぞれの人生のあり方について考えて、
それぞれの幸福を見つけた。
あの日話してた、理想通りの自分たちにはなれなかったけど、
あの日は、きっと何かを俺たちに授けてくれたと思うんだ。
もう俺たちの「青春」は終わってしまったのかもしれないけど、
それでも、俺たちはあの日に多くのものを見つけ、
これからは、それとともに生きていかなくてはいけない。
俺たちは、あの日の思いと決別し、
これからはまた新しい「青春」を見つけるんだ。