お酒を呑まないミュージシャン

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僕は、お酒を呑まない。

というか辞めた!

それは確か、23歳くらいの時にそうしたと思うのだが、
それから、もう本当に6年間くらい呑んでいない。

 

何かお酒でとくべ大きな失敗をしたからとかではないけれど

元からお酒に強い人間ではなかったからもあるし、
そもそもお酒は本当に時間の浪費が他のものよりも多い事に気付いた!

 

僕は、毎日がそこまで忙しいわけではないけど、

お酒を飲んでる時間があれば、自分の音楽を作ったり、新しい本を読んで、
新しい世界を見つけ、自分の表現を深めていくことの方が大事だと思った。

 

お酒をよく飲む人は、お酒を呑まないとやっていけない時があるみたいな事をよく言う、
確かに、それはそう思う。
僕も、すごいこの人生から逃げ出してしまいたくなる時がある。

 

だけど、僕は、その苦しみも背負う事がとても大事なんだと信じてる。

表現者なんだから、、、、
その苦しみからお酒に頼って逃げてしまうのはあんまり良くない事だと思ってしまうのだ。

音楽をやっていたら、考える事や、悩む事がたくさんある。

新しい曲ができない、どんな曲を作ろうか、どんな風に自分の道を見つけようか、

 

悩みを上げていくと尽きないけど、
僕は、その悩みの全てを背負い、
その上で、人生の苦しみも自分の作品としなくちゃいけないと思っている。

 

その苦しみや、不安をアルコールによってぼやけさせてはいけないと思っている。

しっかり噛み締めていかなくちゃいけないと思っている。

 

酔っている時間があるなら、その時間で勉強して、もっと良いものを作りたいし、

もっと歌も練習して、もっと良いものを書きたいと思っている。

 

多分、ミュージシャンとしては、僕みたいな人はとても少ない、

ミュージシャンはほとんどが、お酒がないとコミュニケーションが取れない。

ミュージシャンはよく、みんなで集まり、お酒の場を開き、

そこで、みんな仲良くなり、色んな繋がりが増えることが多い。

 

僕の「お酒を呑まない」って言う選択肢はミュージシャン的には、

とても愚かな選択かもしれない。

 

ほとんどのバンドマンとも話が合わないし、

ほとんどのライブハウスのスタッフには、理解され難い。

 

だから僕はいつも、ライブハウスにいても、浮いた存在になる時が多い、

別にみんなと仲良くしたくないわけではないけど、

ただ、少し、馬が合わないことが多いんだ。

 

でも、この世界にたくさんのミュージシャンがいて、

それぞれが別のものを表現しようとしている。

 

僕みたいに、全く酒を呑まないで、ずっとシラフで、

 

人生についてとか、哲学についてとか、歴史についてとか、

人間についてとかを、ずっと考えてるミュージシャンがいても良いだろう?!

と思う。。。

 

いつか僕の悩んでることが全て解けた時、

僕はまたお酒を呑もうと思っている。。。

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